皆様ごきげんよう。聖羅でございます。
今回も「占い師を目指したい」方に向けて、書いていきますね。
前回までに、カードを手に取り実際に引くまでの工程、注意点などをお伝えいたしました。
今回も、これから占い師をプロとしてやっていきたいとお考えの方々のお役に立てることができましたら、幸いです。
前回は一枚引きの練習のところまでだったと思います(^-^)
カードへの不信感の正体
今回は「カードを引いてはいるけれど果たして自分の読み方や、正しくカードが出ているのか？」の不安に対して、まずは、お応えしていきます。
カードは「本当の質問に対して必ず正しく答えてくれます」
心からの質問に対してカードが間違えることはありません。
では、間違えてしまうのは、どんな時か？ですが
まずは、引き手側、つまり占い師側にエゴがあるときです。
「あまり、良い結果じゃなかったらお客様にどんな風に思われてしまうのかしら？」や、「自分を占い師として立派にみせたい。すごい人と思って欲しい」
占い師といえど人間なのでエゴはあります(^-^)それらを全部、捨ててしまっては仙人？のようになってしまうので、全部を捨てなくても良いので、せめて、目の前のお客様に「どう思われるか？」は考えないで、素直な気持ちと姿勢でカードと向き合ってください。
占い師は時として、お客様に愛を持って厳しく接することもあります。
それは、決してそのお客様がキライとか面倒だと思っているからではなく、「幸せになりたい気持ちを叶えたい」と、いう想いからだと思います。
言葉の選び方は重要ですが、お客様にとって耳の痛いことも言わなくてはいけない場面もあります。
しかし、それはあなたの言葉であってあなたの言葉ではなく高次元からの大切なメッセージなのです。
もう1つは、お客様の質問が「心からの質問」と、少し違う場合です。
たとえばですが、以前、私のお客様にいらっしゃったのですが、その方は最初はお付き合いしている彼のことで来てくださいました。
何度も「彼の気持ち」や「彼との未来」を質問してくださるのですが、
何度、カードを引いても出るカードは「お仕事に関する」ものばかりでした。
私はある日、その方に「本当はもっとお仕事に集中したり、キャリアアップをお考えではないですか？本当は恋愛なんてどうでも良いと思っていないですか？」と、勇気を(当時はまだ、占い師になりたてだったので)出してお聞きしました。
そうすると、そのお客様は「そうなんです。本当はもっとお仕事で稼ぎたいし、仕事で認められたいと思っているんですが、それが自分の思うようにいってなくて、彼とのことに逃げていたかもしれません。本当は恋愛は、二の次ぐらいで私は良いんです」
と、お話してくださったことがありました。
このような場合には、カードはお客様の「本当の質問」に対しての答えをくれているので、引き手の占い師は少し、困惑してしまうかもしれませんが、ここで、自分のエゴに負けずにお客様に素直に聞いてみてください。
そして、カードも答えを間違えることはありませんが、引き手側もカードの読み方を間違えることはありません。
カードから感じるすべてが答え！
ここで、大事なのはカードに書いてあるメッセージを読まないことです。
私は幸い？(笑)にも英語が不得手なので、私の所持している英語でカードに書いてあるメッセージはまったく読めないです(^-^)
しかし、英語が得意な方や、中には日本語のメッセージが書かれているカードもあるかと思いますが、読まないで、あなたのガイドブックと、その時のあなたの直感、体感、感じる感覚、すべてを大切にしてカードを読んでみてください。
まず、カードを引いて、カードの全体に目を向けてください。
次にカードのどこにあなたの目が行くかに注意してください。
カード全体の色ですか？描かれている人物ですか？人物なら、その人物はどのような表情、どのような感情でいるように思うか？
カードに描かれている動物ですか？植物ですか？
目が行った所から、何を感じるか？何を思うか？を感じてみてください。
以前、カードのレッスンを受けて下さった生徒さんは、私と同じカードを購入して下さったのですが、その方は私が全く、予想もつかない、でも、とても斬新で素敵な感性を持っていらっしゃいました。
私はある一枚のカードを「家族」や「赤ちゃん」といったキーワードで見ていたのですが、その方はカードの背景のオーラのように描かれているものが少し不気味に感じると、おっしゃっていました。
これは、私はまったく 感じたことがなく、新しい発見をさせていただきました(^-^)
このように、あなたのカードはあなただけのものなので、「正解」はあなたが決めて良いのです。
私にとって、そのある一枚のカードは「家族」や「赤ちゃん」が正解のように、生徒さんにはそのカードは「なにか、不気味なもの」で、正解です！
オラクルカードは、どうしてもガイドブックにはポジティブなことしか書いていないから占いには不向きなのでは？と、思われがちですが、オラクルカードは、高次元と繋がれるとても、万能で優秀なものです。
一枚のカードからも、お客様や質問が違えば、ポジティブな意味の時もネガティブな意味にもなります。
そして、私達に高次元と繋がるきっかけと、メッセージを送り続けてくれます。
では、今回はこの辺で(^-^)
最後まで、お読みくださり、感謝いたします。
皆様のお幸せを心より応援いたしております。 聖羅
◆この記事を書いた人：占い師 聖羅◆聖羅の占い鑑定について、ご予約はこちら
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